小線源単独療法 桑名、市川
お住まいの地域:三重県
治療を受けるまでの経緯は?
前立腺がんに羅漢した親族の話を聞いて、50代後半から、かかりつけの医院で年1回PSA検査を受けていました。低い値で安定していたPSAが2010年のPSA2.4を皮切りに、年々高くなり、PSA5.4になった2012年に名古屋の病院で1回目の生検。
グリソンスコアが4+3で。すぐに外科手術を勧められましたが、術後の尿もれが大変な話を耳にしていたので、経過観察で様子を見ることにしました。この状態を少しでも維持できればと以前から関心のあった食事療法を専門医に指導していただき、5年余り実践。横ばいが続いていたPSAが4年目くらいに10前後となり、2回目の生検を受ける事になりました。その後の治療方法が気になり、関連書籍やインターネットで医療情報、患者さんの体験談などを連日調べていました。その中で、治癒率が驚くほど高い岡本先生の密封小線源治療を知り、この治療しかないと確信しました。2018年7月には、初診時に中間リスクではあるが、ホルモン剤を使用しない小線源単独治療で治るとの岡本先生の心強い言葉に勇気をいただきました。
PSA:13.323(プレプラン時)
グリソンスコア:7(3+4)
陽性率:33%(生検 12本中陽性 4本)
T分類:T2b
診断時年齢:69歳
触診の結果は?:前立腺は肥大しているが特に異常なし
治療後にどう感じましたか
治療予定の方は現在の気持ち
手術中はほとんど痛みもなく、術後には汗のにじむ手術着姿の岡本先生から使用した小線源シードは143本と言われ、感謝の念でいっぱいでした。三泊四日の入院中は痛みもなく、退院時には車を運転して帰宅しました。退院後2週間ほどは腰痛、3ケ月ほどは頻尿気味になりましたが、その後は手術前より快適な生活を送っています。こんなに負担が少なく、非再発率の高い治療が普及すれば前立腺がん患者にとってこれほどの朗報はないと思います。
現在の経過、伝えたいことなど
差し支えなければ、男性機能はどうなりましたか?、教えてください。
手術後3ケ月ごとに受診をしていますが、PSAは順調に低下しており、術後6ケ月にPSA4以下、1年5ケ月後にPSA1以下になり、すっかり安心しています。夜間の尿回数も少なくなり、もっと早く岡本先生のこの小線源治療を受診していればと悔しい思いがしました。
ぜひ、岡本先生にはこの小線源治療を継続していただき、末長く前立腺がん患者が安心してこの治療を受けられるよう岡本メソッドの継承も願っております。
患者さんへの質問:
もし、時を遡れたとしたら、同じ治療を選びますか?
私は 「はい、この治療を選びます」と答えた。
桑名、市川
桑名、市川さん、インタビューへの回答ありがとうこざいました。もしこの回答内容を変更したい場合は、再度ご記入いただければ、差し替えさせていただきます。
また、あとで私のコメントをここに記入させていただきます。