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治療を受けるまでの経緯は?
2013年の定期健診でPSAが4.1と基準値を超えたので京大病院で精査したところ、PSAが3.9で暫くのあいだ様子見を。
2015年6月にPSAが7.08に上がったため、経直腸8ケ所生検施工。
その結果、8本中1本に腺房型腺癌が。グリソンパターン4が主体でグリソン5とグリソン3の成分が混在しIDC-P(前立腺導管内腺癌)の異形細胞も認められグソンスコアー4+5=9 +ICD-Pとの病理組織診断が。
担当医からは全摘手術あるいは放射線外部照射のいづれかの治療の選択判断を求められるも「癌の顔つきが悪いのでどちらの治療法でもやってみないことには治癒出来るかどうか分かりません。非再発率は50~70%でしょう」との宣告を。認識の浅い当方は事の深刻性を理解出来ず書籍やネットを見て初めてグリソンスコアー9の深刻さを知り目の前が真っ暗に。
我が国最高レベルの病院での診断でもありセカンドオピニオンも困難かとの気持ちにいましたがネット上で滋賀医大病院の岡本先生による小線源治療を知り京大病院より紹介状をもらい、まともな予約もせず滋賀医大病院へ飛び込みました。僅か数回の診察後「小線源単独で治る」との驚くべきお話しを頂き天にも昇る気持ちに。京大病院で9とされたグリソンスコアーが滋賀医大病院ではなんと7と2ランクダウンされたことと、陽性率が12.5%の低率であったことが小線源単独治療の決め手だったのでは、とその後判断しているところです。
治療前PSA:5.534
グリソンスコア:7
陽性率: 12.5%(生検 8本中陽性1 本)
T分類:
診断時年齢: 72歳
触診の結果は?:問題なし
治療年: 2016 年1月
治療後にどう感じましたか
治療予定の方は現在の気持ち
グリソンスコアー9の前立腺癌患者が術後僅か半年で完治宣言をもらえるなんて日本全国いや世界中見渡しても岡本先生以外誰一人としていないものと信じ切っています。一般的に小線源治療は苦痛も少ない楽な手術のようですが当方の前立腺は50ccに巨大化していたことから術中の苦痛はかなりのものがありました。術中の苦痛は厳しいものがありましたが術後1ケ月後からは多少の頻尿以外は後遺症も無く快適に過ごさせてもらっています。宇治病院での小線源治療の再開で圧倒的な治療実績にてやり返す日を心待ちにしているところです。
現在の経過、伝えたいことなど
差し支えなければ、男性機能はどうなりましたか?、教えてください。
後期高齢者の当方の周囲には前立腺癌の治療を受けた方が多数存在しその誰れもがなんらかの治療の後遺症を患っているように思われます。岡本メソッドの治療を受けた当方の術後の問題は少々の頻尿以外は全くありません。高悪性度の癌の治療をしたことを忘れてしまう程素晴らしい治療方法でした。
患者さんへの質問:
もし、時を遡れたとしたら、同じ治療を選びますか?
私は 「はい、この治療を選びます」と答えた。
高槻 MK
高槻 MKさん、インタビューへの回答ありがとうこざいました。もしこの回答内容を変更したい場合は、再度ご記入いただければ、差し替えさせていただきます。
グリソンスコアー9とという診断は重く受けとめると思いますが、再評価でGS7やGS8に再評価されることも珍しくありません。
「術後僅か半年で完治宣言」とのことですが、これを聞いて本当にホッとされたされたことでしょう。しかし癌ですから、普通に考えれば多くの方にとって半年で完治というのは納得されないかもしれませんね。
岡本医師の場合は、被膜外数ミリを含め、非常に高い線量が前立腺に照射されているため、過去の多くの患者の経過観察の結果からも、局所再発は基本的にない、ということがわかっていますから、前立腺に限局した腫瘍であれば、たとえ非常に高悪性度であっても再発はない、つまり実質的に根治という診断で問題はないようです。