カテゴリー: 小線源単独療法 滋賀医大
小線源単独療法 高円寺 坂井
お住まいの地域:東京都
治療を受けるまでの経緯は?
・50代前半に会社の検診でPSA4以上となる。
・最初行った地域の総合病院で55歳の時にMRI→生検を受ける。(この時は発見されず)
・2年後の定期健診でPSAが上がっていたので東京の大学病院で再度生検を受け、そこでガン宣告を受ける。
・この時の大学病院医師の説明に納得が得られなかったので、インターネット等で情報収集し、当時滋賀医大の岡本医師にセカンドオピニオンを直接お願いし、受けていただいた。
・岡本先生から治せると言っていただき転院したが、滋賀医大側の治療妨害により日付が決まらず、不安な日々を過ごした。
・その後司法判断により、元年8月に何とか治療してもらえた。
PSA:11
グリソンスコア:3+4
陽性率: 50%(生検 12本中陽性 6本)
T分類:T2aN0M0
診断時年齢: 57歳
触診の結果は?:結節なし
治療後にどう感じましたか
治療予定の方は現在の気持ち
私のような中リスク患者であっても、再発は可能な限り避けたかった。
最初の東京の大学病院では、再発リスクについては何とも言えないような態度であったため、実績もあり「確実に治せる」と言ってくれた岡本先生に命を託すことにしました。
治療が終わって退院することになった時に、非常に安心した気持ちになりました。
仮処分により、病院側の治療妨害を短期間でも解いてくださった患者会や弁護士、記者の皆様には感謝の思いでした。
現在の経過、伝えたいことなど
差し支えなければ、男性機能はどうなりましたか?、教えてください。
令和4年11月現在で、治療後3年が経過しました。
治療2か月後あたりから半年程度、排尿障害がありましたが、その後徐々に解消され、現在は何ともありません。
ほぼ治療前の状態に戻っていて、まあ満足してます。
精子は死滅しているとのことですが、性交渉は可能です。
岡本先生はその後別の病院に移られ、年間100例以上の治療を行っているとのこと。
今後もお元気でたくさんの患者の命を助けていただきたいのと、後進へこの素晴らしい技術の伝承もお願いしたいです。
患者さんへの質問:
もし、時を遡れたとしたら、同じ治療を選びますか?
「はい、この治療を選びます」