カテゴリー: 小線源単独療法 滋賀医大
お住まいの地域:滋賀県
治療を受けるまでの経緯は?
勤務先の健康診断でPSA4以上の状況が3年程続き、尿の出の調子も良くなかったので、彦根市内の泌尿器科医院で受診。その後、彦根市立病院で生検を受け、結果、癌・スリソンスコア10とも診断され、治療の説明を受けた。
そこで、滋賀医大の岡本先生に紹介状を書いていただき、2016年10月に岡本先生の診察を受けた。岡本先生の診断ではグリソンスコア7。当時すでに彦根市立病院でホルモン療法を受けてしまっていたが、岡本先生の指示で中止。翌年2017年8月に単独高線量で問題なしとのことで、小線源治療をしていただいた。
PSA:6.329ng/ml
グリソンスコア:7
陽性率: 70%(生検 本中陽性 7本)
T分類:T2c
診断時年齢: 64歳
グリソンスコア再評価:彦根市立病院でグリソンスコア10とされたが、岡本先生の再評価でグリソンスコア7とされた。
治療後にどう感じましたか
治療予定の方は現在の気持ち
今年月に70歳になりますが、特に支障もなく日常生活が遅れており、岡本先生には感謝の気持ちで一杯です。もし、あのまま彦根市立病院でホルモン療法を続けていたらどうなっていただろうと思ってしまいます。私の場合は、運がよく岡本先生にたどり着くことができ、本当に良かったと思っています。
現在の経過、伝えたいことなど
差し支えなければ、男性機能はどうなりましたか?、教えてください。
2年前に家内が亡くなり、今は一人暮らしで、男性機能は特に生活に関係ありませんが、年相応と思います。
治療直後は、排尿が頻繁になり、少し心配な時期もありましたが、現在は特に問題なく経過は良好です。
患者さんへの質問:
もし、時を遡れたとしたら、同じ治療を選びますか?
「はい、この治療を選びます」
彦根、植田
彦根、植田 さん、インタビューへの回答ありがとうこざいました。もしこの回答内容を変更したい場合は、再度ご記入いただければ、差し替えさせていただきます。
グリソンスコア10とされ、継続的ホルモン療法を勧められた、とのことですが。高悪性度のため、遠隔転移の可能性が高いので、そう勧められたのでしょう。しかし根治の可能性があるなら、根治療法をすべきでしょうね。
グリソンスコア7と再評価され、良かったですね。
ホルモン療法は、当面は劇的に効果があるのですが、いづれは効果が無くなるときがくる、それが一番の問題ですから、根治に勝るものはないですね。