小線源単独療法   大阪 南武

お住まいの地域:大阪府

治療を受けるまでの経緯は?

2016年、人間ドック時にPSA値が高く、地元の大学病院を受診。経過観察後、2度目の生検で前立腺癌の診断を受けました。

同病院で前立腺全摘の手術を受けることになりましたが、偶々、滋賀医大岡本教授の小線源療法の存在を知り、直接、問い合わせたところ、返事を頂き、受診に至りました。初診時、私の前立腺の状況、考えられる治療等、詳細な説明を家族と共に受け、摘出手術をせずに治療が可能ということを知り、お願いすることをその場で決めました。

中間リスクではあるが高線量単独治療で対応可能というのが、岡本先生の判断でした。岡本先生の初診が2016年10月、実際の治療を受けたのが3ヶ月後の2017年1月でした。

 PSA:16.0
 グリソンスコア:3+4
 陽性率:13 %(生検15本中 陽性 2本)
 T分類:
 診断時年齢: 62歳
 触診の結果は?:

治療後にどう感じましたか

治療予定の方は現在の気持ち

前立腺癌と診断を受け、地元の医療機関で摘出手術の日程まで決まっていましたが、術後にQOLについての不安を強く感じていました。小線源療法の存在を知り、その方法、効果の説明を受け、治療計画が決まったことで不安は大幅に解消され、落ち着いて治療にのぞむことができました。

治療自体も苦痛や痛みを伴わず、入院も短期間で済み、治療直後の排尿等への影響も、通常の範囲に終わりました。肉体的、精神的両面でストレスを大幅に減らすことができてホッとした、と感じました。再発への不安も感じていません。

現在の経過、伝えたいことなど

差し支えなければ、男性機能はどうなりましたか?、教えてください。

治療後、4年が経過し、現在半年に一回、岡本先生の診察を受けています。直近のPSA値は0.377です。排尿がやや滞ると感じた時、不定期にシロドシンを服用しています。週に2回程です。他に症状はなく、治療前と生活に変化はありません。

最初に受診し摘出手術を進められた担当医に「生命にかかわるようなことではありません。」と言われました。それは間違いではないと思いますが、前立腺癌に関する限り、再発の阻止と治療後の生活の質(QOL)の維持が、最重要であると感じています。その意味で小線源療法を受けたことは正しい選択であったと思っています。

患者さんへの質問:
もし、時を遡れたとしたら、同じ治療を選びますか?

私は 「はい、この治療を選びます」と答えた。


南武

南武さん、インタビューへの回答ありがとうこざいました。もしこの回答内容を変更したい場合は、再度ご記入いただければ、差し替えさせていただきます。
また、あとで私のコメントをここに記入させていただきます。