小線源単独療法  カナダ、木下

お住まいの地域:北アメリカ

治療を受けるまでの経緯は?

カナダ在住。
2017年6月、実家(愛知県)に用事があり長期で一時帰国した際、人間ドックを受けたところ、PSA値が6.67だったので地元の市民病院にて再検査。MRIでは異常はなかったが、生検の結果、同年7月末に癌と診断されました。

カナダでの治療も含めて、告知から一か月半たっても、合併症、再発率のことを考えると、治療方法を選ぶことができないでいました。大学病院でセカンドオピニオンの受診もしましたが、選択の助けにはなりませんでした。そんな時、岡本先生の存在をインターネットで知り、失礼を承知で直接メールを送ったところ、その日のうちに先生から詳細な返事をいただくことができ、9月末に受診できることになりました。

岡本先生から、GS4+3の中間リスクであっても「小線源単独治療」で普通に治る、という力強いお言葉をいただき、治療を岡本先生にお願いすることを決めました。
治療及び治療後のプランを話し合い、2018年2月に小線源治療をうけました。(治療前に一度カナダに帰り、プレプラン1週間前に日本に戻りました。)

 PSA:8.405
 グリソンスコア:4+3
 陽性率: 8 %(生検 12本中陽性 1本)
 T分類:T1C
 診断時年齢: 50歳
 触診の結果は?:異常なし

治療後にどう感じましたか

治療予定の方は現在の気持ち

退院後、一人で愛知の実家まで新幹線と電車、バスを乗り継ぎ帰り、次の日から普通に生活ができたということで、身体に負担が少ない治療だったと感じました。

現在の経過、伝えたいことなど

差し支えなければ、男性機能はどうなりましたか?、教えてください。

岡本先生に治療3か月後の定期検査をしていただいた後、カナダに戻り、6か月ごとにPSA検査をおこない、結果を岡本先生に送っています。
たまに頻尿気味になることがありましたが、PSAは順調に低下しており、今現在、何の副作用もありません。また、“初めの治療が大切。再発をしない治療をする”と初診時に岡本先生から言われた言葉で、再発への不安は今でも感じたことはありません。
身体的、精神的に治療前と何も変わらない生活を送っていて、むしろ身体的には、治療前の頻尿、排尿困難、残尿感がなくなり快適になっています。岡本先生がカナダに住む私にあった治療プランを考えてくださったことに感謝しています。

患者さんへの質問:
もし、時を遡れたとしたら、同じ治療を選びますか?

私は 「はい、この治療を選びます」と答えた。


カナダ、木下

カナダ、木下さん、インタビューへの回答ありがとうこざいました。もしこの回答内容を変更したい場合は、再度ご記入いただければ、差し替えさせていただきます。
また、あとで私のコメントをここに記入させていただきます。