カテゴリー: トリモダリティ療法 滋賀医大
トリモダリティ療法 愛知 尾崎
お住まいの地域:愛知県
治療を受けるまでの経緯は?
本日は2022年7月9日。丁度3年前の2019年7月9日、再開された滋賀医大での岡本先生の小線源治療の2グループ目である3人のうちの一人として治療を受けました。再開にこぎつけて下さった患者会の皆様に改めてお礼申し上げます。
癌の告知を受けたのは2018年7月のことでした。2005年に初めてPSA値4を超えて以来、ずーっとお世話になっていた病院からは、ダビンチ手術を勧められました。悩んでいた頃に赤旗日曜版に、岡本先生が書かれた小線源治療の記事があるのを妻が目にし、私に勧めてくれ、かつ岡本先生の治療を受けるよう悩める私の背中を後押ししてくれました。
決心の付いた私は岡本先生に直接連絡をとり、2018年10月、岡本先生の診察を受けるに至りました。そして先生からはトリモダリティ適応との判断をいただきました。
「大丈夫、完治するから」という先生の励ましに勇気づけられたのと同時に、当時は先生の治療継続に暗雲が立ち込めていた時期でもあり、本当に治療を受けられるのか一抹の不安を感じたのも事実でした。
患者会の多くの方々のご尽力と、色々な方面の方々のご支援とにより、2019年7月に再開され、7月9日に治療を受けることができたのは最初に記したとおりです。患者会の皆様、本当にありがとうございました。
PSA:16.644
グリソンスコア:9
陽性率:10 %(生検 10本中陽性 1本)
T分類:T2a
診断時年齢: 70歳
触診の結果は?:腸触診では癌結節を触れず
治療後にどう感じましたか
治療予定の方は現在の気持ち
私の治療はトリモダリティ療法でしたので、内照射、外照射、ホルモン療法を受けましたが、入院は内照射の4日のみで、日常生活に支障なく過ごせる点が一番ではないかと思っています。
ただ私の場合は晩期の合併症がありましたので、皆さんの参考になればと簡単に記したいと思います。
2019年7月に内照射を受けた後、同年8月から9月にかけて外照射の治療を受けました。急性期の合併症はご多分に漏れず、排尿障害や頻尿がありましたが、薬を服用しつつ日常生活に支障をきたすことなく過ごせました。
晩期の合併症としては、まず外照射後1年経た2020年9月頃から排尿時の痛みが始まりましたが、ほぼ1年後の2021年9月頃には収まりました。
また外照射後1年半ほど経た2021年2月に血尿があり、その後5月、9月と3度血尿を確認しています。いずれの場合も2週間程度で収まっており、大事には至っておりません。前述の排尿時の痛みと共に、2021年9月には収まり、その後今日に至るまで症状は出ていません。内照射、外照射の治療前の説明書記載の通りと認識しています。
現在の経過、伝えたいことなど
差し支えなければ、男性機能はどうなりましたか?、教えてください。
術後3年経過した今、PSA値は安定しています。先に述べたように普段通りの生活を送れるという点でも、ダビンチ手術より快適な術後を送れるのではないかと実感しており、友人にも勧めています。
患者さんへの質問:
もし、時を遡れたとしたら、同じ治療を選びますか?
「はい、この治療を選びます」
愛知 尾崎
愛知 尾崎さん、インタビューへの回答ありがとうこざいました。もしこの回答内容を変更したい場合は、再度ご記入いただければ、差し替えさせていただきます。
また、あとで私のコメントをここに記入させていただきます。