トリモダリティ 宇治病院 京都 橋本

お住まいの地域:京都府

治療を受けるまでの経緯は?

小さい会社の経営者。
後継者はまだ充分育っておらず、あと10年は生きて頑張りたいところだった。

会社の健診でのオプション検査でPSA値4が発覚。知り合いの勧めもありすぐ近くの京大病院を受診。検査の段階も進み、CT、MRI、骨シンチ、先進医療での生検。結果、グリソンスコア8
T3a 幸い転移なし。京大なら大丈夫と過剰に信頼して勧められるままにダヴィンチ手術する段取りとなりました。

しかし、直前にネットで岡本医師の存在や小線源治療という選択肢があることを知り、それまで主治医の説明の中に小線源がなかったことに大いなる疑問を持ち、手術予定日前日に謝り倒してキャンセルしました。祈るような気持ちでメールにすぐ返事を下さった岡本医師のもとへ。それは皮肉なことに既に滋賀医大を後にすることが決まっていた2019年末でした。
そのあと、裁判や成り行きを見守るしかなく、自分の命や会社の将来全て岡本先生に預ける‥妻とともに信じて待とうと決めましたのでコロナ禍の中宇治病院での再開が決まったときは泣いて喜んだ次第でした。

 PSA:4.0
 グリソンスコア:4+4
 陽性率: %(生検 本中陽性 本)
 T分類:T3a
 診断時年齢: 68歳
 触診の結果は?:硬い。前立腺癌。

治療後にどう感じましたか

治療予定の方は現在の気持ち

現在、宇治病院での小線源治療のあと、武田病院に月火水木金と毎日通い外照射を受けています。
期間はほぼ4週間です。

現在の経過、伝えたいことなど

差し支えなければ、男性機能はどうなりましたか?、教えてください。

シードの効き目もあり、PSA値は劇的に下がり元気ですが、治療後すぐのため前立腺は腫れており、夜中は排尿に1時間おきに目が覚め、なかなかシビアな現実。でも過渡期なので我慢です。
男性機能は、残念ながら。。。

患者さんへの質問:
もし、時を遡れたとしたら、同じ治療を選びますか?

私は 「はい、この治療を選びます」と答えた。


京都 橋本


 

京都 橋本さん、インタビューへの回答ありがとうこざいました。
ダビンチ治療の直前に、治療法を再考されたようで、たいへんでしたね。本来、医師から患者に、治療法に関する情報が十分に伝えられてから、その上で治療法を決めるべきであると思いますが、現実には、一部の情報だけが与えられて治療法の決断を急かされる、というようなことがよくあるようです。

男性機能の件もお答えいただきありがとうございます。
この質問を、トリモダリティを受けた患者さんが答えた場合、治療後1、2年は「みなさん男性機能は眠ったまま」ですからご安心ください。2年ほど経過すれば、徐々に回復さすると思われます。