お住まいの地域:北海道
治療を受けるまでの経緯は?
2017年4月、頻尿の為地元市立病院泌尿器科受診、触診の結果は、前立腺肥大、念のため採血しておかえりくださいと言われ採血して帰宅。
2~3日後に病院から「検査結果値(PSA)が高いので受診してください」とTELあり、診察室で医師から聞いた値はPSA109、まさに頭の中が真っ白になり、近い将来の死をも覚悟しました。
それからの日々はパソコンにかじりつき情報収集、その中で貴重なアドバイスもいただき、滋賀医科大学の岡本医師のトリモダリティ治療にたどり着き遠隔転移さえなければ完治も望めるのではないかと、返事をいただけるのか半信半疑でメールいたしましたところすぐに返事をいただきました。
2017年6月 初診:PSAは109から134.5 GSは8から9、
その日からホルモン投薬開始しました。
2018年4月 小線源手術:
2018年5月 入院して25回の外部照射、9月で治療終了。
PSA: 134.5
グリソンスコア: 9
陽性率:85%(生検14 本中陽性11 本)
T分類: T3BN1M0
診断時年齢:65 歳
触診の結果は?:異常を認めず
治療後にどう感じましたか
治療予定の方は現在の気持ち
治療後一番気になるのはやはりPSAの動きです。トリモダリティ治療で1以下にまでPSAは下がりましたが、もし隠れた転移があれば、PSAは徐々に右肩上がりになり完治は望めないところでしょう。そのPSA私の動きです。
治療後のPSAの推移
2018年9月0.153 トリモダリティ治療終了時
2018年12月0.230
2019年 6月0.201
2019年 9月0.134(治療終了から1年下降に転じ完治宣言いただきました)
2019年11月0.129
2020年 7月0.039 現在のPSAの値
現在の経過、伝えたいことなど
差し支えなければ、男性機能はどうなりましたか?、教えてください。
現在は、罹患前と全く変わらない日々を過ごさせていただいております。スーパーハイリスクでしたので、岡本先生でなければこうはいかなかったでしょう。
癌と診断された頃のことを思い出してみると、
検査がすべて終わった時、地元の病院泌尿器科の先生はこうおっしゃいました、「明日からホルモン治療して天寿を全うしましょう」と・・・訳の分からないことを、、、私のようなスーパーハイリスク(T3BN1M0)患者のために、ぜひ岡本医師の治療再開を切に願うばかりです。
患者さんへの質問:
もし、時を遡れたとしたら、同じ治療を選びますか?
私は 「はい、この治療を選びます」と答えた。