小線源単独療法  埼玉、渡邊

お住まいの地域:埼玉県

治療を受けるまでの経緯は?

父親(当時78歳)に低リスクの前立腺癌が見つかり、自分も昔からPSA値が高かった為、健康診断の気持ちで近所の泌尿器科を受診しました。その結果、血液検査でPSA値が6近くあったので市立病院でMRI検査(単純・造影剤無し)をうけました。

MRIでは異常が見られなかった為、「癌の可能性は低いと思います。しばらく様子を見ますか?」と言われましたが大学病院に紹介状を書いてもらい生検の結果は12本中3本が陽性(グリソンスコア3+4=7)でした。
その大学病院ではダヴィンチを強く勧められましたが、転移の結果が分かるまでの3週間の間、徹底的に調べ、画像上の転移が無いと告げられた時に滋賀医大 密封小線源外来の岡本圭生 先生宛に診療情報提供書を書いてもらい転院しました。
2018年8月 生検
2018年9月 中間リスクの癌と告げられる
2018年10月末 滋賀医大 密封小線源外来 初診
2019年11月26日 小線源手術

なんと、私が滋賀医大での岡本先生による小線源治療の最後の患者でした。(1,238人目)

 PSA:6
 グリソンスコア:3+4=7
 陽性率:25%(生検12本中陽性3本)
 T分類:T1
 診断時年齢:43歳
 触診の結果は?:異常無し

治療後にどう感じましたか

治療予定の方は現在の気持ち

三泊四日の入院で痛みはありませんでしたが術後の夜はなかなか眠れませんでした。退院日はやや違和感はあったものの痛みも無く普通に歩けました。退院日に近くのホテルに泊まり、翌朝に大津駅前で東京のYさん、兵庫のTさんなどと再会してから集会をした後、大津地方裁判所で病院長と学長の弁明を聞いて内心あきれ果てました。
滋賀医大は病院の宝を自ら放棄し多くの患者が振り回されました。こんな非人道的な事は医学会で二度とあってはならない事です。

その後は滋賀にもう一泊し翌日紅葉が美しい快晴の彦根城を訪れ本当に1年半ぶりに晴れ晴れとした気持ちになりました。

現在の経過、伝えたいことなど

差し支えなければ、男性機能はどうなりましたか?、教えてください。

治療後は大きな副作用も無く、頻尿があった程度で普通に日常生活が送れており、再発の心配もしていません。また性機能の方は特に衰えていません。本当に岡本先生に出会えて感謝の気持ちでいっぱいです。
また多くの仲間にも出会えました。
2019年12月以降も医師の育成機関でもある滋賀医大附属病院で全国の医師への技術の伝承や学生への教育が継続されれば一番良かったのですが2019年12月末をもって滋賀医大を去らざるを得なかった事は非常に残念に思います。
ただ2021年から京都府宇治市の あしろぎ会 宇治病院にて小線源治療が再開されると聞いて大変嬉しく思います。

患者さんへの質問:
もし、時を遡れたとしたら、同じ治療を選びますか?

私は 「はい、この治療を選びます」と答えた。


埼玉、渡邊

埼玉、渡邊さん、インタビューへの回答ありがとうこざいました。もしこの回答内容を変更したい場合は、再度ご記入いただければ、差し替えさせていただきます。
また、あとで私のコメントをここに記入させていただきます。

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