小線源単独療法   大津 集治

お住まいの地域:滋賀県

治療を受けるまでの経緯は?

年に一度の会社の人間ドックで前立腺がんに関する項目のPSA6.79という数値に不安になり、その病院で滋賀医大の泌尿器科に連絡してもらい 2019/3/4 に初診を受けました。その時、触診では分からないと言う事で、4月4日から生検の入院をしました。
その結果、4月22日に8本中1本から癌が見つかったと聞かされました。

何とか癌だけはと思っていたので、まさかの展開でした。死というものが初めて自分に襲い掛かって来て、絶望感で一杯になりました。その時はY医師でしたが、小線源を希望しますと言うと、分かりました、よく知る医師がいるので、その医師に説明してもらうのでと、5月6日の診察予約を取りました。

予約当日は妻と行きました。診察が始まり、私が「小線源を希望しますと言うと、長々と話があり結局は取った方が綺麗サッパリしますよと、ロボットを勧められました。しかし私は。尿漏れと再発の心配を思うと、どうしても小線源でとの思いがあり、それを伝えると、当病院では、今はややこしくてお勧めしませんと言われ、するとしたら12月か来年になりますと言われ、えーそんなに遅くですか〜と言うと、京都府立医大を紹介されました。

成田医師に言われるまま5月29日に府立医大の初診です。
持参したプレパラを見て、グリソンスコア4+3で小線源単独ではなく、外照射も併用しての治療をして行く言われました。手術日も予約しておきますと2019年10月17日になりました。成田医師が小線源単独で出来ると言って来たのに、話が違いました。肝臓のCTとMRIも撮りますと言われ又、6月20日には手術までに進行を止めるのに、ホルモンを注射しますねとリュープリンを打たれました。医師の言われるままです。

何かとてつも無く不安が押し寄せて来て、
このままで良いのか自分に問いました。癌と言われた時、ネットです色々調べていた頃、岡本圭生先生の動画を見ていた事が心に浮かびました。前に滋賀医大に行った時に岡本先生の診察室の前に二人患者さんがいて、釧路の方と青森の方でした。その方々が、岡本先生に一度メールしてみたら良いよ、絶対間違い無いからと、言われていた事が心に浮かびました。

府立医大の帰りに思い切ってメールしました。助けて下さいと。
一般人が大学病院の先生にメールするって、そんな事ありなんと。多分返信は無いかなと思っていたのに、次の日、何と返信メールが来てました。びっくりです。そんな先生いるのか、返信してくれる先生がいるなんて、信じられない。嬉しかったです。これで半分命がつながったと思いました。

メールにはどんな状況ですかと頂いたので、これまでの事等、何回がメールの往復をして、幸いにも2019年7月11日に予約を入れて頂きました。この日から府立医大に全ての予約をキャンセルしました。岡本先生にお出会い出来て、本当に幸せだと思っております。ありがとうございます。

 PSA:11.206
 グリソンスコア:3+4
 陽性率:12.5 %(生検 8本中陽性 1本)
 T分類:
 診断時年齢:62 歳
 触診の結果は?:不明

治療後にどう感じましたか

治療予定の方は現在の気持ち

初めて癌と言われた時は死を間近に感じました。岡本圭生先生の手術台に乗ったとき、あーこれで助けて頂けると、死からの解放と再び、生へと向かえる悦びでいっぱいでした。先生の腕は最高で「”完璧にやったから、大丈夫、世界一の岡本や!」岡本圭生先生は真剣に患者に向き合ってくださいます。最高にいい先生にお出会い出来て大変嬉しいがぎりです。先生のおかげで癌であった事を忘れるほどです。

あの時、もし府立医大で手術していたらと思う時ゾッとします。滋賀医大の泌尿器科チーム、初診Y医師、生検M医師、D医師、府立医大へ紹介のN医師、さらに、紹介された府立医大でホルモン注射され、小線源手術が遅れる事にもなりました。私の診察に関わった医師は多いのに、何故、初めからそこに岡本先生が勤務されているのに、それを紹介しなかったのかに大きな不信感を覚えています。どうか患者の為の医師になって下さい。

現在の経過、伝えたいことなど

差し支えなければ、男性機能はどうなりましたか?、教えてください。

手術後、一年半になります。癌であった事を忘れる日々です。男性機能は以前と変わりません。精液は製作不能との事です。子供は出来ません。もういいです。後は手術前とほとんど変わりません。
あの日一か八かで岡本先生に勇気を出してメールをして、本当に良かったです。諦めてメールをしていなかったらと思うと今の生活は一変しています。岡本圭生先生の小線源治療を全ての前立腺癌の人が受ける事が出来ますように願っています目

患者さんへの質問:
もし、時を遡れたとしたら、同じ治療を選びますか?

私は 「はい、この治療を選びます」と答えた。

大津市 集治
 

投稿ありがとうございました。
岡本医師の治療にたどりつくまで、大変だったことがわかります。

2015年、泌尿器科の教授は、新たな「泌尿器科独自の小線源治療」を計画し、通常であれば、岡本医師が担当すべき患者ら23人を、泌尿器科独自の小線源治療に誘導しました。
この時、泌尿器科は小線源治療の経験のない医師を担当(同科には誰も経験者はいない)させていましたが、

2019年のこの時点でも、これと同じことを滋賀医大泌尿器科が行っていたことがわかります。

2015年の患者の誘導に関して
医大は、どのような治療法を患者に勧めるかについて
あるいは、経験のない医師が治療をすること、それ自体に問題はないとしている。
法的には問題がない、をそのまま認めるとしても、
許容できないのは、患者の権利を著しく侵害していることです。

つまり、患者への説明義務が果たされていない のです。
がんが再発すれば生命にもかかわることから、熟練した術者に施行してほしいと考えるのは患者としては当然の願いであり、少なくともその願いを叶えるための機会が与えられなければなりませんでした。

滋賀医大では、同一フロアの別の診察室ではベテランの岡本医師が診察をしていますから、担当医が、患者の上記願いを叶えるのは容易であったのです。しかし泌尿器科は、それを怠りました。組織全体で、新たな小線源治療を開始することに対するマイナス情報を隠していたことがあきらかです。

担当医は、たとえば、患者に対してこう伝えるべきでした。
– – –
同じフロアの別の診察室(小線源治療学講座)では、ベテラン医師による良好な成果を上げている小線源治療を実施していること。また、担当医自身は小線源治療を実施した経験がないこと
– – –
その上で小線源治療を泌尿器科で受けるか、小線源治療学講座(岡本医師)で受けるかについて自己決定をする機会を与えるべきです。

これを問題と考え、2018年に私達患者会は、「説明義務が果たされていない」として大津地裁に訴え、滋賀医大に対して説明を求めました。2019年のこの時点でも、滋賀医大の対応は全く代わっていないことがわかります。
守るべきは、患者の命、という当たり前のことが最優先とは限らないという組織がここにあります。

滋賀医大病院において、多くの科、多くの医師、看護師は、患者の治療に対して真摯に向き合っておられると思います。しかし一部の科の科長の偏った決断が多くの医師の口を閉ざさせ、患者には大きな不安を与えています。

府立医大の治療の水準はわかりません。しかし同じ滋賀医大の中で品質の高い治療ができるというのに、それを知らせず他の病院を紹介するという行為は、患者に大きな不信感を与えますから、紹介された病院自体に不信感を持たれてしまうの止む終えないことでしょうね。本当にお疲れさまでした。

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