トリモダリティ療法 さいたま 池田

お住まいの地域:埼玉県

治療を受けるまでの経緯は?

健診でPSA上昇(PSA= 5.36)あり、その後のMRI検査で、前立腺癌+被膜外浸潤疑いの所見でした。早期癌を予想していましたが、進行している可能性の所見が示され、愕然としたことを覚えております。2015年3月生検受け、前立腺癌診断を確定しました。

治療については、外科手術は、被膜浸潤がある場合再発するとの意見であり、放射線治療を考えました。
放射線治療には、外部照射治療と組織内照射治療がありますが、検索すると、外部照射治療には、強度変調放射線治療、粒子線治療(陽子線・重粒子線)など、いろいろ出てきます。

ところで、前立腺は、膀胱と直腸の間にあり、膀胱(尿)と直腸(便)の動きの影響を受け、前立腺の位置は、日々動いています。動いている前立腺に対し、外部からの照射で、適切な照射がなされるのか疑問がありました。一方、組織内照射治療の一つである小線源治療は、前立腺内に線源を置き、確実に照射します。しかし、小線源治療は、通常、前立腺癌早期に限られていますので、被膜浸潤疑の私は適応外とされる可能性がありました。

 
 PSA:7.55
 グリソンスコア:4+3 一部導管癌
 陽性率: %(生検22 本中陽性12 本)
 T分類:cT2a N0M0
 診断時年齢: 67歳
 触診の結果は?:異常あり

治療後にどう感じましたか

治療予定の方は現在の気持ち

幸運にも、岡本先生の診察を受けることができました。岡本先生から治療できるとの説明があり、大変心強く思ったことを覚えております。病理組織導管癌(悪性度がより高い)が含まれており、トリモダリティ治療が選択され、2015年7月治療を受けました。岡本先生の治療は、高い技術で、術中モニタリングしながら、被膜の外側にも照射されるよう被膜ギリギリにシードを置き、また、副作用を抑えるため尿道と直腸に高線量を照射しないようにシードを置きます。被膜浸潤が疑われる私の場合にも十分効果のある治療法であり、さらに言えば、実際の外科的摘出術より広い範囲の摘出術に相当すると考えます。放射線治療医の協力のもと、岡本先生の高い技量による治療は、これまでの実績が示していますように、再発が少ない治療結果につながっていると考えます。

治療直後は、頻尿、頻回な便、血便(にじむ程度)などありました。尿道・直腸への照射はゼロではありませんので症状はあると思います。しかし、これらの症状は、次第に改善してきました。現在、治療後6年経過し、再発なく(最終PSA=0.02)、頻尿はありますが、大きな副作用はなく、ほぼ正常に生活しています。コロナ前になりますが、海外(イギリス・アメリカ)にも行くことができました。

現在の経過、伝えたいことなど

差し支えなければ、男性機能はどうなりましたか?、教えてください。

[時を遡れたとしたら、同じ治療を選ぶと思いますか]
当然、岡本先生による小線源治療を選択します。現在、完治と言って間違いない状態であり、岡本先生の治療を受けることができたことは本当に幸運でした。完璧な治療(再発・副作用なく、効果100%)は存在しませんが、癌である前立腺に十分な線量を照射し、尿道と直腸には高線量を照射しない治療法は、他の治療法と比較し、優れた治療法と考えます。しかし、高い技量が要求される治療法であり、岡本先生だからこそできる治療と考えています。前立腺癌の診断を受けた人は、QOLを保ち、再発の少ない治療を行っている岡本先生にご相談されることをお勧めします。

患者さんへの質問:
もし、時を遡れたとしたら、同じ治療を選びますか?

私は 「はい、この治療を選びます」と答えた。


さいたま市 池田


 

さいたま市 池田さん、インタビューへの回答ありがとうこざいました。もしこの回答内容を変更したい場合は、再度ご記入いただければ、差し替えさせていただきます。

「外科手術は、被膜外浸潤がある場合再発する」との話ですが、摘出手術で、勃起神経を温存しようとすると、前立腺を包むように存在する神経を残し、その内側の前立腺だけを摘出するのですが、浸潤した癌が神経に達していると、取り残すことになる。
画像検査で事前に浸潤部分がわければ良いのですが、必ずしもわかるというわけではないので、高リスクの場合は、「前立腺を包むように存在する神経」ごと大きく摘出する拡大全摘出、拡大リンパ節郭清をおこなって、なんとか腫瘍を取り切ろうとするのですが、それでも確実性はないのですから、手術は辛いですね。

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